2024年1月

SDGs
サンゴ礁保全に関する世界と日本の違い

サンゴ礁保全に関する世界の先進的事例 サンゴ礁保全を目的とした法律では、サンゴ礁の採掘や破壊、サンゴ礁に有害な化学物質の使用などが禁止されていることが一般的です。また、違反した場合の罰則は、国や地域によって異なりますが、罰金や懲役などの重い罰則が科される場合もあります。 サンゴ礁は、地球上の重要な生態系であり、私たちの生活にも大きな影響を与えています。サンゴ礁を守るためには、各国の政府や地域社会による取り組みが必要です。法律や規制の制定と、それらの遵守を促すための教育や啓発活動が重要です。 世界のサンゴ礁保全に関する法律 世界のサンゴ礁保全の法律 ハワイ州 ハワイ州海洋資源保護法(Hawaii State Marine Resources Protection and Management Act) この法律では、ハワイ州のサンゴ礁へのアンカー使用が禁止されています。 違反した場合の罰則は、最大5,000ドルの罰金と1年間の懲役が科せられます。 サンゴ礁に有害な成分を含む日焼け止めの販売が禁止されています。 違反した場合の罰則は、最大1,000ドルの罰金が科せられます。 オーストラリア グレートバリアリーフ海洋公園法(Great Barrier Reef Marine Park Act) この法律では、グレートバリアリーフのサンゴ礁へのアンカー使用が禁止されています。 違反した場合の罰則は、最大100万豪ドルの罰金と10年間の懲役が科せられます。 サンゴ礁に有害な成分を含む日焼け止めの販売が禁止されています。 違反した場合の罰則は、最大5,000豪ドルの罰金が科せられます。 フィリピン 海洋資源保全法(Marine Resources Conservation Act) この法律では、サンゴ礁へのアンカー使用が禁止されています。 違反した場合の罰則は、最大20万ペソの罰金と2年間の懲役が科せられます。 サンゴ礁に有害な成分を含む日焼け止めの販売が禁止されています。 違反した場合の罰則は、最大10万ペソの罰金が科せられます。 パラオ 海洋資源保護法(Marine Resources Protection Act) サンゴ礁へのアンカー使用が禁止されています。 違反した場合の罰則は、サンゴ礁の採掘や破壊:最大10万ドルの罰金と5年間の懲役 サンゴ礁に有害な化学物質の使

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安心・安全
世界初の海の見守りサービス

石垣島で世界初の海の見守りサービスがスタート マリンレジャー振興協会(AMP)は石垣市とのコンソーシアムで、2023年12月15日に石垣島の於茂登岳に新たな受信局が開局し、半径100キロメートルの範囲で海上の見守りサービスを可能になり、海上安全のレベルを大きく向上させました。 救難サービスの強化 この受信局の設置により、海上でのピンポイントでの救難が可能となりました。これは、遭難や事故が発生した際、迅速かつ正確に救助活動を行うことができることを意味します。この進歩により、海上での人的、物資的なリスクが大幅に軽減されることが期待されます。 事故の未然防止 さらに重要なのは、この受信局によって、事故を未然に防ぐ可能性が格段に上昇したことです。海上での活動は常にリスクを伴いますが、このシステムにより、危険を事前に察知し、早期に対応することが可能になります。これにより、海上での安全性が大きく向上することでしょう。 予算と人的資源の効率化 このシステムの導入は、救助に関わる予算と人的資源の効率化にも寄与します。救助活動はコストと人員を多く必要としますが、このシステムにより、必要な時にのみ資源を集中的に投入できるようになります。これにより、全体的な運用コストの削減が期待されます。 まとめ 石垣島の於茂登岳に設置されたこの新しい受信局は、海上での安全性を大きく向上させる画期的なステップです。これにより、海上での活動を行う人々にとって、より安心して楽しむことができる環境が提供されることになります。海と安全に関するこのような進歩は、私たち全員にとって非常に価値のあるものです。

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安心・安全
マリン安全の島セミナー

1月17日に石垣島でセミナー開催を開催します。 海の事故には国民の注目がまっています。沖縄県の観光に携わる私達には新たな安全対策の導入が待ったなしです。マリン安全の知識を最新版にアップデートし、何が必要かを把握するためにこのセミナーをご利用ください。 講演

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